台湾に住む予定だけど、どうやって部屋を探そうかな。
こんにちは、台湾在住Webエンジニアのたいち(@taichikun_51)です。
日本国内でも部屋探しは大変なのに、海外で部屋を探すとなるハードルはグッと高くなりますよね。
でも台湾には「591」というとても便利な部屋探しアプリがあるので、それを使えば比較的簡単に部屋が見つけられます。
この記事では台湾の部屋探しアプリ「591」の使い方を解説します!
台湾の不動産事情
台湾には日系の不動産屋が多くありますが、結論から言うとあまりオススメはできません。
というのも、彼らは駐在員向けの高級な物件を主に扱っているため、お手頃な価格で物件を探している人にとってはなかなか手が出しにくいです。
また、台湾では今でも不動産バブルが続いています。
毎年土地の値段が上がっており、個人で副業として不動産を所有している方が多くいます。
日本で部屋を探すとなると、エイブル、SUUMO、CHINTAIなどいくつか有名な企業がありますが、台湾の場合は企業ではなく、不動産を所有している個人と直接やり取りをするという形になります。
591の使い方
それでは台湾の部屋探しアプリ591の使い方を解説していきます。
まずはこちらを開いてください。
賃貸で探す場合は「租屋」をクリックします。
そうするとたくさん部屋が出てきますが、このままだとなかなか決められないので、自分の条件にあった物件だけを表示させるように条件を絞っていきます。
エリアで条件を絞る
職場や留学先がすでに決まっている場合は、エリアで絞るのがいいかもしれません。
台湾での交通費は日本の4分の1くらいですが、基本的に支給されることはないので、可能であれば職場や学校の近くに住むことをお薦めします。
部屋のタイプで条件を絞る
「類型」をクリックしてください。
すると、以下のようにカテゴリーが表示されます。
「店面」や「辦公」は店舗やオフィス用の物件なので無視してください。
家賃で条件を絞る
予算に応じて物件を絞りたい場合は「租賃」をクリックしてください。
僕の住んでいる台中の相場で言うと、こんな感じです。
中には掘り出し物の物件もあるので、実際に見に行ってみることが重要です。
現在の僕の部屋は8,000元ですが、結構気に入っています。
さらに細かい条件で絞る
「更多」ではさらに細かく条件を設定することができます。
格局: | 部屋数 |
坪数: | 坪数 |
来源: | 物件の所有者(大家さん本人か仲介業者)を指定することができます。 仲介業者の場合、手数料が発生します。 |
形態: | 「公寓」はアパート、 「電梯大樓」はエレベーター付きマンション |
樓層: | 何階の部屋かを指定することができます。 台湾は虫が多いので、高層階のほうがいいですね。 |
其他: | 「その他」という意味で、以下の条件が選択できます。 ①有車位:駐車場付き ②有陽臺:ベランダ付き ③可養寵物:ペット可 ④可開伙:調理可 |
チェックしておきたいポイント
提供される設備をチェック
台湾では基本的に家具が設置されていることが多いです。
インテリアを楽しみたいという方にとっては少し邪魔に感じる部分もありますが、できるだけコストを抑えたい方にはかなり助かりますよね。
最低限あってほしい家具があれば、「提供設備」の欄から選択可能です。
電気代にチェック
家賃は安くても電気代でイカレルということはよく耳にします。
電気代の計算方法は必ず確認しておきましょう!
台湾では「度」という単位で電力を表示します。
1度あたりの電気代は、使用状況や季節になどによって異なります。
電気使用量分類(/月) | 夏季(6月~9月) | その他 |
120度以下 | 1.63 | 1.63 |
121~330度 | 2.38 | 2.10 |
301~500度 | 3.52 | 2.89 |
501~700度 | 4.61 | 3.79 |
701~1000度 | 5.42 | 4.42 |
1001度以上 | 6.13 | 4.83 |
注意
台湾がいくら親日と言っても、僕たちは外国人なので社会的に弱い立場にあります。
そこを狙って料金を釣り上げたり、トラブルが起こった際に塩対応されたりと言う話は実際によくあります。
可能であれば、以下のことも行っておくといいでしょう。
また591に掲載されている物件は早い者勝ちなので、良い物件があったらすぐに大家さんとコンタクトを取るようにしましょう。
「来週にでも見に行こう」と思っているとすぐになくなります!
おわりに
生活する環境が悪いと、ただ不便なだけでなく精神的なストレスにもつながります。
職場や学校で嫌なことがあっても、自分の部屋くらいは落ち着ける環境にしておきたいものです。
良い部屋を見つけて、素敵な台湾生活を送ってください。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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