自転車で台湾を一周しよう!環島するときの5つの心得|予算・準備・コース

たいち
たいち

何か大きなことに挑戦したい!

もっとドキドキワクワクしたい!!

そんな悩みをお持ちの方には環島がオススメです!!

台湾を一周することを環島(ホワンダオ)といいます。

正月休みの期間(春節)、特にすることもなかったので
思い切って自転車で環島に挑戦してみました。

今回は「自転車で台湾一周(環島)するときの5つの心得」について紹介したいと思います。

筆者プロフィール

・関西外国語大学で英語を学ぶ
・アメリカ ユタ州立大学へ交換留学
・京都大学 大学院で認知言語学の研究
・某大手学習塾で英語教師兼教室長
・台湾の日本語学校で日本語教師兼広報
・台湾でWeb制作エンジニアとして活動中

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台湾を知ろう

まず初めに、台湾がどのくらい大きいかご存じですか?

一般的には日本の九州と同じと言われています。

面積にすると36,193 km²。自転車での走行距離は約1,200kmです。

ではこの1,200kmを走り切るのに、何日くらいかかるのでしょうか?

台湾で環島は人気のあるアクティビティなので、観光局が指南書を作ってくれています。

『自行車環島指南』(日本語ver.)

環島指南書によると、10日から12日くらいが目安とのこと。
(※これは平均スピード20km/hで走った場合です。)

山道の多い台湾で平均20km/hは結構キツイものがあります。

個人的な意見としては、ゆっくり観光名所も巡りながら環島する場合は、2週間くらい見ておくといいと思います。

旅の準備をしよう

自転車

自転車で環島に挑戦する場合、当然ですがそれなりの自転車が必要です。

過去には台湾のレンタル自転車「YouBike」で環島を達成した人物もいるそうです…
いや、エグイて。

台湾で自転車と言えばGIANT(ジャイアント)です。

これは間違いありません。

GIANT公式HPより

GIANTは世界的にも有名な自転車ブランドですが、お手頃価格でレンタルが可能です。

自転車の種類によって異なりますが、1週間借りる場合、一番安い自転車なら2,300元(8,000円程度)で借りられます。

「3天 1,500元/台 續租1天200元/台」というのは「3日で1,500元、 4日目以降は1日につき200元」という意味です。

感動するほど走りやすくて、最低限必要な物(バッグや修理するときの道具)も付いてくるので初心者には心強いです。 

GIANTのHPはこちら「捷安特單車環島租賃車輛」

必需品は!?

荷物は最小限にしたいですよね。

GIANTで自転車を借りると、自転車の横に付けるかばん、いわゆるパニアバッグは貸してもらえます。

ので、背中に背負う小さめのバッグが1つあると便利かもしれません。

持って行ったもの

・スポーツウェア(2日分)
・タオル2枚
・水(常に3本携帯)
・寝袋
・Go Pro
・充電器一式
・レインコート
・スリッパ
ウクレレ
 ↑持って行きたかったけど諦めた…

それと、僕のように目的地に着いたところで宿を探すタイプの人は、念のため寝袋もあったほうがいでしょう。

2,000円程度でいい物が売っています。

台湾ではお寺に泊まることができるので、困ったら駆け込みましょう!

荷物が多くなりすぎても、山道の多い台湾ではかなり疲れるので、荷物は少ないに越したことはないです。

初心者の方だとあれもこれも、、、となってしまう気持ちもわかりますが、最悪の場合はコンビニで買えばいいです!

環島の途中にもSEVEN-ELEVENやファミマがたくさんあります。

旅の予算

やっぱり一番気になるのは予算ですよね。

僕が環島するにあたって購入したものと旅の費用をざっくりまとめました。

かかった費用

食費 3,000元
宿泊費 4,200 元(6泊)
Go proレンタル 1,750元
自転車レンタル 2,600元
自転車ヘルメット1,000元
寝袋 600元(←結局使わなかった。)

合計:13,150元(約47,000円)

春節期間だったので、宿代は少し高くなってしまいましたが、特にガッツリ観光するわけでもなければ50,000円もあれば十分だと思います。

泊まる場所に関しては、目的地付近で毎回一番安いところを探していました。

宿探しに使用したアプリ

とりあえずこれら3つのアプリを全部使って、一番条件のいいところに直接向かいます。

ここでのポイントはオンラインで予約をしてしまわないことです。

直接ホテルに向かい、部屋があるかどうか尋ねます。

その際に環島していることをチラつかせると、結構な確率で割引してくれます!笑

環島のコース

そもそも環島のコースがわからないと、台湾一周はできませんよね!

大丈夫!! 僕も極度の方向音痴です。

環島指南書にもかいてありますが、基本的には上記の「環島1号線」を追いかけていけば問題ありません。ただ、分かれ道などで時々ないこともあるので、その時は直感を信じましょう。

ある程度の間隔で設置されているので、しばらく見かけなくなったら戻るのもありです。

再会できた時の感動は言葉にできないほどです!笑

台湾は日本とは違って、右側走行です。

特に景色がきれいな東側を走るときのことも考えて、南回りがいいでしょう。
(私もそのつもりでしたが、気がついたら逆走していて北回りになってしまいました。)

環島1号線は北回でりも南回りでも、しっかりと標識が立てられているので心配ありません。

大切なのは楽しむこと

出発前は私もそれなりにトレーニングをして準備していましたが、それでも1週間で九州と同じ大きさの台湾を一周するのはとても大変でした。

でも自転車をこいでいると、たくさんの人たちが「加油(がんばれ!)」と声をかけてくれます。

日本語で叫んでくれる人もいれば、差し入れまでくれる人もいます。

また、他のサイクリストに会うことも少なくありません。

「がんばれ」なんて日常的な言葉過ぎて、普段は言われてもそこまで響いてきませんが、心が折れそうなときにもらう「がんばれ」はマジで感動モノです!!

コメント欄で質問も受け付けています。

それでは、行ってらっしゃい!