【台湾1周チャレンジ】~環島5日目~ここで断念!?~

自転車で台湾を一周しよう!環島するときの5つの心得|予算・準備・コース
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環島チャレンジ…まさかの断念!?

筆者プロフィール

・関西外国語大学で英語を学ぶ
・アメリカ ユタ州立大学へ交換留学
・京都大学 大学院で認知言語学の研究
・某大手学習塾で英語教師兼教室長
・台湾の日本語学校で日本語教師兼広報
・台湾でWeb制作エンジニアとして活動中

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今日の目標

昨日は太魯閣国立公園を訪れたあと、玉里というところに泊まりました。

今日はここから台湾で一番自然が豊かだと言われている台東に向かおうと思ったのですが、ここでエゲツナイことに気がつきました。

なんと今まで、10日間かかるスケジュールで来ていたのです。

環島ハンドブックのモデルコースをそのまま採用してた…

えーっと、休みは7日しかないから….

間に合わない!!!

4つの選択肢

1.諦めて旅を断念する。
2.自転車を返却して電車で周る。
3.途中まで電車で行って最後は自転車でゴール。
4.時空を歪める。

いろんな人に環島達成するって言ってきたから、1は絶対にできない。

2はなんか嫌。

今の俺に4をする力はもう残っていない。

というわけで、今日は高雄まで電車で行って、そこからゴールの台中までは自転車で周ることにします! 

今日は高雄まで電車で約242km進みます。

いやー、悔しいですね。

特に今日は、環島の中でも最大の難関と言われているヒルクライムが待っていたので、何としてでも自転車で登ってやりたかったでのすが。

次回にお預けです!

まぁでもあいにくの曇り空だし、天気予報によると午後からは土砂降りになるそうなので、よかったと思おう!

台東の町をぶらぶら

というわけで、電車に乗り込もうとしたのですが、どうやら電車によって自転車と一緒に乗れるものとそうでないものがあるそうです。

自転車を分解し、専用のケースに入れた場合は基本的にどの電車でも乗ることができますが、それができない場合は、自転車置き場が設置されている電車を待たなければなりません。

電車の揺れで自転車が倒れたり、他の乗客の迷惑にならないようにするための配慮からのルールだと思います。

電車に乗るまで時間があったので、駅周辺をぶらぶらしてみることにしました。

台東はアミ族、ブヌン族、プユマ族といった原住民が一番多く住んでいる場所です。

*台湾には16の原住民が暮らしていると言われています。

原住民はそれぞれグループによって特徴的な模様や絵を描きます。

これらのデザインを採用したかばんや財布なども売られています。

駅の周辺を調べてみると、少し行ったところに大きな公園があったので覗いてみます。

晴れとるやないか!!!

でも、地球が青くてよかった。

高雄までの電車旅

ようやく電車の時間が来たということで、ここからは車窓を楽しみたいと思います。

これで環島中に海を見るのも最後になりそうです。

次は必ず自転車でこの道を走りたい!

無事、高雄に着きました。

これは高雄の美麗島(フォルモサ)駅です。

実は昔、台湾全体がフォルモサと呼ばれていました。

16世紀中期、ポルトガル船が台湾近海を通過した際、船員が偶然水平線に緑に覆われた島を発見した。船員はその美しさに思わず「Ilha Formosa(ポルトガル語で「美しい島」の意味) 」と叫んだことから、台湾に「フォルモサ」の名称が付けられ、ヨーロッパに台湾の存在を紹介されるようになった。

Wikipediaより引用

久しぶりの夜市です。

高雄は海鮮が有名なので牡蠣のスープを頂きました。

(当たりませんよーに)

なんと友達が来てくれたので、この日はドミトリーではなくホテルに泊まりました。

微妙な感じだったので、今回は紹介しないことにします…

環島5日目の感想

台東は台湾の中でも一番きれいと言われている場所です。

普段はなかなか来ることができないので、もっと楽しみたかったのですが、時間的な制限もあったので今回は断念しました。

それでも、田舎ならではの人の大らかさみたいなものは十分に感じられたし、環島中に泊まったゲストハウスの中でも台東が一番良かったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。